参謀本部はシュルナク県ウルデレ郡で、重火器を備えてイラクから国境の3地点をこえトルコ領内に入ろうとしたPKKメンバーと治安部隊の間で衝突がおき、ここ2日の間に12人のテロリストが殺されたと発表した。
4月のはじめからすでにこの種の事件が13回起きているが、トルコ側には被害はでていないとする発表では、次のように情報が伝えられた。
「2011年5月12日から13日にかけての夜、シュルナク県ウルデレ郡南部に位置するトルコとイラクの国境で、国境警備にあたる基地に対し、国境の向こうから近付いた一群のテロリストが、集団で侵入しようとした。テロリストに投降をよびかけると同時に、彼らのいる地点にむけ、支援放射により攻撃をおこなった。侵入が不成功におわったテロリストらの退路は、同地に送られた武装ヘリコプターや基地にある支援砲射により、攻撃された。当時に、同地には、特別治安部隊も送られた。衝突は、間隔をおいて続けられたが、結果的には5名のテロリストが殺された。」
発表によると、テロリストと一緒に、多数の武器も押収されたという。
■被害はない
参謀本部は、13日から14日にかけての夜、ウルデレ郡南のトルコ・イラクの国境で、治安維持にあたる別の国境警備基地にも、国境の外側から近付いたテロリストにより、侵入の試みが行われたと発表した。発表によると、「衝突が起こり、テロリスト7名が殺害された。この2つの衝突で、トルコ側には被害はなかった」という。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:22492 )