ハーメネイー革命最高指導者「今日の国の状況はよりよい未来を予示している」
2011年05月10日付 Jam-e Jam 紙
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、コルデスターン州選出の議員や偉大なる殉職者家族、同州のウラマー、ならびに地方当局者らと面会するなかで、コルデスターンを《科学と文芸、そして芸術の地》であり、《清廉、明晰、忠義》、《勇気、勇敢、勇猛》の地であると指摘した上で、「イラン国民は、先見の明と勤勉さに満ち、永続的で実直な運動を起こすことによって、科学や社会〔の発展〕、政治的名誉、そして国民的栄光の点で、これまでにないほど卓越した地位に到達した」と述べた。
最高指導者事務所広報サイトによると、ハーメネイー閣下は2年前のコルデスターン地方への訪問の旅について、魅力的で思い出深いものだったと描写し、人々が深い愛と温かい歓迎を示してくれたことに触れ、「コルデスターンの人々のイスラーム共和国体制に対する衷心からの忠義には、特別なものがある。他の場所ではなかなかお目にかかれないほどだ」と指摘した。
閣下は、革命の初期、〔反体制〕グループの圧迫によって恐怖に満ちた状況がコルデスターン地方を覆ったことについて触れた上で、「コルデスターン人民はつねに、体制に対する忠義を示してきた。敵の複雑なプロパガンダも、こうした貴重な特質に対して影響を与えることができずにいる」と述べた。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、コルデスターン地方のウラマーや偉人たち、なかでも殉教者
シェイホルエスラームやモジュタヘディー氏について言及し、「国民的統一と国の進歩に敵意を抱く敵は、コルデスターン訪問の真実〔=ハーメネイー訪問を人々が熱狂的に歓迎したこと〕に我慢ならなかった。だからこそ、彼らは殉教者シェイホルエスラームに対して卑しむべき復讐を行い、この英明なる人物を無残にも殉教に追いやったのである〔‥‥〕」と述べた。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、イラン・イスラーム共和国が力をつけ、栄光を回復させ、地域において卓越した地位を獲得していることを、敵も認めていると指摘した上で、「マフィアたち、そして敵のプロパガンダ帝国は、革命が勝利を収めた初日から、この体制に対するプロパガンダに可能な限りの力を注いだ。しかし、イスラーム体制は口先ではなく行動において、進歩の道を突き進み、この策略を無効化・無力化してきた」と語った。
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( 翻訳者:小原智恵 )
( 記事ID:22535 )