ディヤルバクル県スル郡、市役所求人にクルド語を条件化
2011年05月19日付 Milliyet 紙

スル郡自治体のアブドゥッラー・デミルバシュ郡長は会見を行い、市役所の衛生技術局の採用にあたり、以前採用された85人の職員に対して、公用語であるトルコ語の他、クルマンジ語とザザ語を知っていることを条件にして決めたと話した。

デミルバシュ郡長は、郡が行ったアンケートで、スル郡住民の72%がクルド語のクルマンジ語やザザ語といった方言を、トルコ語とともに使っていると話し、次のように述べた。「住民の問題をより考慮し、効果的な対話を行うために求人採用でこのような変更を行いました。地方自治体は住民のためにあるのですから。

住民サービスのためにも彼らの母語で業務を行うことが必要です。私たちがしたのはこれです。住民は自分たちの母語による行政サービスを喜んでいます。これは同時に、民主的な自治と民主的な共和国の保証であるといえるでしょう。」

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:22559 )