モスタファー・モハンマド・ナッジャール内務大臣は、昨日開かれた記者会見で、第9期国会議員選挙が開かれる時期と立候補者の出馬方法について、説明を行った。
ファールス通信によると、第9期国会議員選挙のスケジュールについて発表・説明するために開かれた会見で、内相は「必要な準備が従来通り行われ、この数日間で、国の選挙本部が正式に設置された」と述べ、さらに次のように続けた。
護憲評議会との調整により、今年のエスファンド月12日〔※西暦2012年3月2日〕に選挙が行われることになった。立候補登録〔の受付〕は、デイ月3日~9日〔※西暦2011年12月24日~30日〕の1週間で、今年のティール月9日〔※西暦2011年6月30日〕が辞職の最終期限〔※〕である。詳細については、内務省管轄の選挙本部による最初の通達で発表する予定だ。
ナッジャール内相は記者会見の席で、国会議員選挙へ立候補するためには修士号を取得していることが条件とされていることについての質問に、次のように答えた。
選挙に関する法律は重要である。〔‥‥〕立候補者が、修士号、もしくはそれに準ずる資格を持っていなければならないことは、すでに一般に周知されている。法律では、イラン・イラク戦争の傷痍軍人や元捕虜、及び国会議員を1期以上務めたことのある者のみ、学士号だけで立候補条件を満たすとされている。我々が施行の義務を負っているのは、法律なのである。
〔‥‥〕
※選挙法第29条で「大統領・閣僚とその顧問、各省の大臣や次官、局長、州知事、軍人、情報省員などは、最低でも立候補の3ヶ月前にその職を辞職しなければ、国会選挙に立候補できない」旨が規定されている。
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( 翻訳者:鳥光真理子 )
( 記事ID:22707 )