トルコ・グルジア間の往来自由化、パスポートも不要
2011年06月01日付 Milliyet 紙

トルコはグルジアと相互に往来において、パスポートの提示を不要とした。新協定によれば、両国民は国境を通過する際パスポートの代わりに身分証明書を提示する。

トルコは歴史的な協定に署名し、隣国グルジアの往来においてパスポートを不要とした。タイイプ・エルドアン首相はサルプ国境門を訪れ、国境のグルジア側にある施設のオープニングをミヘイル・サーカシヴィリ・グルジア大統領と共同で行った。オープニングセレモニーで、両国民の国境往来においてパスポートの代わりに身分証明書を提示することを新たに適用するため協定に署名した。エルドアン首相は、さらに「共同通関モデルを適用する」との朗報を伝えた。トルコとグルジアが共同通関を実施するために国境往来の手続きを簡略化した。ピロト地区は、サルプ国境門となるだろう。こうした適用はシリアとイランとも実施される予定である。

■第三の国境門

エルドアン首相は「2009年3月5日に近代的な施設のオープニングをサーカシヴィクリ・グルジア大統領と共に行った」と述べ、以下の情報を公開した。「このオープニングは我々にとって非常に意味のあることだ。トルコは、グルジアの輸出入においてトップを占めている。2010年の貿易額は10億ドルを超え、その額は増え続けている。グルジアとトルコの間でサルプとチュルクギョズの2つの陸続きの国境門が機能している。2011年に定礎をおこなうチュルドゥル-アクタシュ国境門により陸続きの国境門の数は3つになる。」

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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:22738 )