イスタンブルのアジア側で地下鉄路線工事の入札が8月9日に開始される。
イスタンブル広域市の発表によると、ウスキュダル-ウムラニイェ-チェクメキョイ-サンジャクテペを繋ぐ地下鉄路線電気工事入札が欧州連合(EU)の公式サイトで発表された。各国から同分野を専門とする建設会社が入札に参加できる。長さ約17キロメートルとなる地下鉄路線には主要路線トンネルと、開閉式の合計16の駅、貯蔵エリア及び貯蔵エリアへ繋がる長さ2,750メートルの連結トンネルが建設される。
入札後は、地下鉄路線の建設及び電気工事全般が単独の企業により迅速に遂行される見通しだ。地下鉄車両確保に関しても別の入札が行われる。入札後しばらくして基礎工事を経て建設工事が開始される。
■38ヶ月で完成
地下鉄ウスキュダル-サンジャクテペ線は、地下鉄カドゥキョイ-カルタル線の記録を更新する。カドゥキョイ-カルタル線は45ヶ月での完成が計画されているが、ウスキュダル-サンジャクテペ線は38ヶ月で完成させることで新記録を打ち出し、運行が開始される計画だ。地下鉄完成後はウスキュダル-チェクメキョイ-サンジャクテペ間が24分で行き来できるようになる。
チェクメキョイ-サンジャクテペからの所要時間は、ウスキュダルへ24分、カルタルへ59分、イェニカプへ36分、タクスィムへ44分、ハジュオスマンへ68分、アタテュルク空港へ68分、アタテュルク・オリンピックスタジアムまで78分となる。入札は8月9日火曜日の午前11時にイスタンブル広域市メルテル付加サービスビルの入札会場で行われる。入札に関する国内告知と入札文書の販売も開始された。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:22907 )