国会運営委員会のソブハーニーニヤー委員は、省の統合を検討するための、国会と政府による合同タスクフォースが立ち上げられたことについて明らかにし、「このタスクフォースでの合意により、石油省とエネルギー省を互いに統合する案は撤回され、省統合に向けた政府のアジェンダからは外されることになった」と述べた。
ホセイン・ソブハーニーニヤー氏は「ハーネイェ・メッラト(国会)」通信とのインタヴューの中で、さらに次のように加えた。
「省統合検討合同タスクフォース」は一連の専門的議論を行った上で、石油省は国にとって重要であることから、独立であることが望ましいとの結論に至った。まさにこうした理由から、石油省とエネルギー省の統合は、省統合のアジェンダから外されることになった。
ニーシャーブール選出の同議員は、エネルギー省と石油省はともに巨大な省であり、国にとって重要であると指摘し、「両省を互いに統合することは、国会が第5次開発計画法第53条を可決し、政府に省の統合を義務づけたときの目的に反する行為である。まさにこのために、国会の専門家たちは、今回の統合を国会のアジェンダから外すことにこだわってきたのである」と語った。
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( 翻訳者:古賀夏樹 )
( 記事ID:23090 )