ダヴトオール外相、ベンガジ訪問
2011年07月03日付 Yeni Safak 紙


トルコのアフメト・ダヴトオール外相は、リビアでカダフィーに対して反乱を起こしている反体制派と会うため、日帰り訪問という形でリビア東部のベンガジを訪問した。

ダヴトオール外相と代表団は、空港でトルコのベンガジ総領事であるアリ・ダヴトオール氏に迎えられた。ダヴトオール外相が空港から市中心部へ移動する際、厳重な警備が敷かれた。

ダヴトオール外相の警備担当者も飛行機で防弾チョッキを着用した。ダヴトオール外相は、ベンガジで始めにリビア国民評議会議長のムスタファ・アブドゥルジェリル氏と会った。

アフメト・ダヴトオール外相は、リビア国民評議会議長のムスタファ・アブドゥルジェリル氏と会談した。

国民評議会の本部であるブデイマ・ビルでの二者会談は、新聞記者が撮影した後、メディアを遮断して行われた。

二者会談の後、代表団間の会談も行われた。

■総領事の息子、ベンガジへ同行

アフメト・ダヴトオール外相は反体制派と会談を行う予定のベンガジへ向かう際、トルコのベンガジ総領事であるアリ・ダヴトオール氏の息子も一緒に連れて行った。

カイロからベンガジへ向かう飛行機の中で(総領事の息子の)バルカン・ダヴトオール君を新聞記者に紹介したダヴトオール外相は、「お父さんと離れて暮らしていてさびしがっていたので、この子も一緒に連れて行く」と話した。

ダヴトオール君が写真を撮りたがるとダヴトオール外相は、トルコ航空のテメル・コティル社長を指して、「飛行機を持っているおじさんと一緒にとりなさい」と言った。

バルカン・ダヴトオール君は報道関係者の助けを借りてシャッターを押した。またダヴトオール外相は、フラト・コジャオール機長の誕生日を飛行機の中でケーキを切って祝った。

アフメト・ダヴトオール外相は、リビアでの騒乱発生後ベンガジへ初めてこれほどの規模の代表団で訪問することができたとのべ、この訪問が非常に重要であると話した。ダヴトオール外相は、飛行機の中で代表団のメンバー一人一人と握手し、談笑した。。

ベンガジ訪問の重要性を指摘したダヴトオール外相は、「これほどの規模の代表団での訪問は初めてである。この点からこの訪問は重要である」と話した

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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:23130 )