トルコは、独立を宣言した南スーダン共和国を承認することを表明し、「平和と豊かさに満ちた将来を希求する南スーダン共和国およびその国民と、友好と親愛で結ばれた関係の中で密接な協力を発展させていくために、必要な努力を示していく」と述べた。
外務省は発表の中で、包括和平合意の枠組みにおいて2011年1月9日から15日に、平和的で民主的な環境の下で実施された南スーダンの住民投票の結果、分離独立が支持されたことにより、南スーダンが本日独立を宣言したことを述べた。
発表において、「トルコは、包括和平合意を当初から支持しており、当該の住民投票の合法的結果を受け、行動をもってまた国際社会と協調する形において、南スーダン共和国を、その独立宣言の日となる2011年7月9日に承認する」と表明した。またこれに関連し、南スーダンの新首都であるジュバで本日開催された独立式典に、ジェヴデト・ユルマズ開発相を団長とするトルコ代表団が参加したことも明らかとなった。
ユルマズ開発相が南スーダンの政府高官達に、アブドゥッラー・ギュル大統領が南スーダン共和国大統領へ送った、トルコ共和国が南スーダン共和国の独立を承認することに関する書簡を手渡したことが伝えられた。
外務省の発表では、新しい南スーダン共和国が、スーダン共和国をはじめ、アメリカ合衆国、EU諸国、アラブ連盟、湾岸協力会議(KİK)、アフリカ連合加盟諸国によって独立の日付以来承認されていることに言及され、「平和と豊かさに満ちた将来を願う南スーダン共和国およびその国民と、友好と親愛で結ばれた関係の中で密接な協力を発展させていくために、必要な努力を示していく」と述べられた。
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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:23215 )