アフマディーネジャード「悪魔はイランの発展を妨害しようとしている」
2011年07月05日付 Mardomsalari 紙
「悪魔はイランに怠惰な気質をもたらそうと画策している」
マフムード・アフマディーネジャード氏は、「悪魔の目的はイランという国のの建設を妨げることにある。彼は様々な口実を作り、世界の周辺から政治ゲームを仕掛けることによって、イランの進歩を妨害しようとしているのだ」と述べた。
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同氏は「イランという国を建設することは理念的、宗教的、革命的な仕事である。もし今日イランあるいはこの世界のどこかに預言者がいたならば、彼は最も基本的なことの一つとして、〔国の〕建設や繁栄・進歩、つまり繁栄し発展した国家の建設を強調していただろう」と述べた
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アフマディーネジャード氏はさらに、「悪魔主義者たちの本部についての情報は、すでに手に入れている。それによると彼らは、イランの科学・産業・経済の発展を阻止しなければならないなどと主張している。9.11や対イラク、対アフガニスタン、そして対パキスタン攻撃などすべての事件の真の理由は、最終的にイランに打撃を加えることを意図したものなのである。しかしイランには、進歩の絶頂に登り詰めるだけの力、潜在能力がある」と指摘した。
同氏はまた、「悪魔はイランという国の下僕たちを侮辱することで、私たちを真の問題から逸脱させようとしている」と付け加え、さらに「イラン国民には豊かな生活が必要だ。また正義が確立し、社会に行き渡ることも大切である。悪魔はイランに無気力さや怠惰な気質を生みだそうと、あらゆる計略を駆使している。しかし〔こうした計略に対し〕、コーラン、預言者、そして人間の名誉を奉じる者たちには、日夜イランの国家建設のために努力する使命がある」と述べた。
大統領はその上で、「昨年敵たちは、イランを混乱に陥れるための制裁を科すことを宣言し、そのために全力を注いだ。しかし、私たちの〔進歩の〕スピードは〔弱まるどころか〕上昇の一途をたどり、制裁は失敗に終わった」と語った。
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( 翻訳者:岩崎美秋 )
( 記事ID:23243 )