PKK、兵士2名を誘拐
2011年07月10日付 Radikal 紙

テロ組織のPKKのメンバー約40人が、33年前に同組織の結成が決められたディヤルバクル県リジェ郡に近いフィス平原を通るディヤルバクル・ビンギョル国道を封鎖した。2つのグループにわかれた各20人ほどのテロリストは、車をとめて身分証を確認し、2人の兵士を含む3人を誘拐した。

ディヤルバクル県リジェ郡国道の68キロ地点にあるギョメチ村の分岐点に、昨晩21時45分ころに現れたテロリストらは、装甲車をとめ、道を両方向で封鎖した。通りかかった車の運転手らが装甲車が事故をしたのだと思って車をとめると、路の両側から突然PKKメンバーがあらわれ、車に載っている人を一人一人、身分証で確認した。PKKのメンバーは、自家用車で通りがかった2人の兵士と1人の医療関係者の手を縛った。

その場所で、しばらくの間、組織の宣伝活動を行ったテロリストらは、その後、2人の兵士、1人の医療関係者を武器で脅して連れさり、2つのグループに分かれて山岳部に逃走した。目撃者の話によると、誘拐した3人を伴ったグループはハゾロ郡の方へ、もう一方のグループは反対方向のハニ郡の郊外方面に向かったという。

防衛部隊にこの事件が知らされるや否や、2人の兵士と1人の医療関係者の救出のため、この地域で軍事作戦が始められた。昨晩はじまり、間断なくつづいているこの作戦には、軍だけでなく、警察の特殊機動隊も参加している。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:23276 )