シリア反体制派、イスタンブルで会合
2011年07月17日付 Yeni Safak 紙


シリアの反体制派による「国民救済大会」が、イスタンブルで開かれた。人権・自由・人道支援財団(İHH)と、被抑圧者団結協会(MAZLUMDER)の主催で、ペンディク・グリーンパークホテルで実現された大会は、シリアでの騒乱によって命を落とした人のための祈りから始まった。その後シリアの首都ダマスカスにいる反体制派を代表してメシャル・ティルモ氏とガッサーン・ナッジャール氏もテレコンファレンスシステムで大会に参加した。議会メンバーのティルモ氏とナッジャール氏は、シリアで起こった事件について説明を行った。

■世俗国家を建てたい

大会の開会スピーチを行った元シリア人権協会事務局長で本大会の実行委員長でもあるハイサム・アル・マーリフ氏は、最後まで闘い続けることを明言し、「今日ここに民主的で世俗的なシリアをつくるため我々は集まった。全ての妨害をものともせず、集まったのだ」と言った。アル・マーリフ氏は、つねに独裁体制に反対していると述べ、「シリア国民は、何年も独裁体制に支配されてきた。我々はもはやこれを受け入れることはない。シリア国民は英雄であり、英雄であり続けるのだ」と語った。
大会はイスタンブルと同時にダマスカスでも行われる予定であったが、前日に会場となる会議室が親体制派の兵によって襲撃されたためダマスカスでは行われなかった。
開会スピーチの後、大会は報道陣に非公開で続けられた。

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( 翻訳者:倉田杏実 )
( 記事ID:23313 )