北キプロス訪問のエルドアン首相、強硬発言
2011年07月19日付 Radikal 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、「殉職者の血と、兵士の血に染まり形作られたこの土地で、誰にもオペレーション(作戦)を許すことはできません。いつも次のように説明しています。公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません」と述べた。

エルドアン首相は、北キプロス・トルコ共和国(KKTC)で行った演説で、「公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません。現在、キプロスという名前の国は存在しません。ギリシャ系南キプロスはあります。北キプロス・トルコ共和国はあります。あなたがたは我々から何を望みましたか。国民投票でしたね。さて、北キプロスは、あなたがたの望みに沿って、イエスと言いました。南はノーと言いました。あなたがたは彼らにごほうびをあげたのです。あなたがたは我々には何をしてくれましたか。我々は正しいのです、正当であるがゆえに、強いのです」と話した。

エルドアン首相は、「殉職者の血と、兵士の血に染まり形作られたこの土地で、誰にもオペレーション(作戦)に許可を与えることはできません。いつも次のように話してきました。公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません」と話した。エルドアン首相は、エルジャン空港で北キプロス・トルコ共和国首相府のバス上から、集まった市民に呼びかけた。

「明日、7月20日は、あなたがたとともに北キプロスで「自由」を打ち立てた日にまた新たな年を共に迎えることになります」と述べるエルドアン首相は、次のように述べた。

「1974年は、いつも我々の記憶から消えることはありませんでしたし、これからも消えることはないでしょう。われわれは、既に異なるプロセスの中にいます。北キプロスのトルコ人に対して、立ち上がり、奴隷的扱いをすることは誰も出来ません。自身の算段で、北キプロスに対して様々な計画を実行することは誰も出来ません。出港禁止も、疎外も。これらの一つたりとも北キプロスに適用することはできません。

トルコと北キプロスは切っても切り離せない関係です。誰かが、この肉体から手足を、器官をそれぞれ引きはがそうとしても、(それは)誤ったことです。次に挙げることをよく知らないとなりません。この土地(キプロス)は、殉職者や兵士の血に染まり形作られた土地なのです。従って、殉職者の血と、戦士の血に染まったこの土地で、誰かがオペレーションすることは許しません。いつも次のように説明しています。公平で、包括的かつ建設的な二つの国家という考えが受容されない限り、今、一歩を踏み出すことは出来ません。」

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( 翻訳者:石川志穂 )
( 記事ID:23342 )