中央銀行、新たな通貨の名称について早急に公募する方針を発表
閣僚らの正式な合意により、通貨単位を4桁切り下げる計画が動き出した。これにより、3年後までの国の通貨単位の変更を見据えた最大の通貨制度改革の一つが始まろうとしている。
中央銀行総裁はこのことについて、ファールス通信に「われわれは通貨単位の4桁切り下げに向けた中央銀行の提案を閣議に提出し、閣議のメンバーらはその全体案について合意した」と述べた。
〔‥‥〕
同氏は加えて、「今回の合意では、新たな通貨単位の名称〔‥‥〕などの計画の詳細について、中央銀行のウェブサイトを通じて、早急に一般から意見を募ることも決まった」と述べた。
中央銀行総裁はさらに、「我々が想定しているところでは、新たな通貨で置き換えるために必要な準備を完了させ、〔通貨単位の変更を〕実施するには、最低でも3年は必要だろう」と言明した。
国の通貨制度の大変革開始が宣言されるのに、今回の短い報道で十分だろう。今回の報道は、すべてのイラン人の貨幣による日常取引に直接的な影響を与えるものである。そして新たな変化の影響を受け入れ、自らの仕事や生活をそれに適合させるよう、イラン人たちに促すことになるだろう。
〔‥‥〕
関連記事(中央銀行総裁、通貨単位の切り下げで国民投票の実施を提起)
原文をPDFファイルで見る
( 翻訳者:高山奈美 )
( 記事ID:23350 )