スィイルト襲撃で死亡のPKKメンバーの葬儀―参列者6人
2011年07月20日付 Radikal 紙
警察を狙った襲撃で死亡したPKKメンバーの葬儀に6人が参列した。
スィイルト巡回中のパトカーへの襲撃で、警視1名を殉職させたPKKメンバーのマフフズ・アイカチュ氏の遺体が、家族に引き渡された。彼の父親とともに、たった6人が墓地へ彼の遺体を埋葬した。
先週のスィイルトでの巡回中パトカー襲撃で、オスマン・デミル警視が殉職した。さらにその後の衝突でマフフズ・アイカチュというPKKメンバーが死亡した。彼の遺体は、今日(20日)昼頃、家族へと引き渡された。
マフフズ・アイカチュ氏の父親であるメティン・アイカチュ氏は、息子の遺体を引き取りに行った病院の遺体安置所でクルド語とトルコ語で哀しみを唱えた。メティン・アイカチュ氏は、「国会議員へ、大統領へ、そして警察署長へ伝えてください。私達の子を誰も殺さないようにと。彼らは我々の子供です。警察も、PKKメンバーも、兵士も我々の子供です。村落防衛隊も我々の身内です。誰も彼らを殺すことのないように。我々は平和を望んでいます。平和以外いりません」と述べた。
遺体はスィイルト市の霊柩車でアラン地区にあるビラーリ・ハベシュ・モスクへと運ばれた。そして葬儀の後、6人によってゼヴィイェ墓地へ運ばれた。墓地の入り口に配された警官隊は、記者も含めて墓地への立ち入りを禁止した。PKKメンバーのムフフズ・アイカチュ氏のために墓が掘られていないことに気づいた警備担当者は、スールト市に連絡をとり墓のためにスコップを要求した。何時間もその場で待ったPKKメンバーのアイカチュ氏の遺体は、その後カラヨル支部局のスコップで掘られた墓へ埋葬された。以前何千人もが参列したPKKメンバーの葬儀があったが、今回参列したのはイマームと父親であるメティン・アイカチュ氏とともにたった6人のみであった。墓地へどこから、どうやって入ったかわからない何人かの人々は警察に逮捕された。
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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:23353 )