イラン軍、イラク領内に4キロ侵攻、クルド・ゲリラ掃討作戦展開
2011年07月22日付 Radikal 紙
イラン軍は、イラン・イラク国境に展開するPKKの一派PJAK(クルディスタン自由生活党)に対し数千人を動員して軍事作戦を展開し、イラク領内に約4キロ侵攻したと見られている。
北イラク・クルド自治政府の公式情報筋は、イラン軍がPKKのイランで活動する一派PJAKに対し10日前から数千人の兵士を動員した軍事作戦を開始し、それは今も続いている、と述べた。軍事作戦の一般で、イラン軍は、イラク領内に約4キロ侵攻したという。
イランの国境に近いイラクのチョマン郡のアブドゥルワヒト・ギワイー郡長は、イラン軍がイラク領に約4キロ入り、砲撃を続けていると述べた。ギワイー郡長は、イラン軍の軍事作戦で2人のイラク国籍者が逮捕されており、カンディル山とその麓地区への砲撃も行われているという。
イラン軍の攻撃は、チョマン、ハジュウムラン、ピシュデレ、クラマン、ベルデナズ、セルデシュトゥ、シロ、デシュタ・ヴェズネ地域で続いており、ピシュデレ郊外での作戦で2人の羊飼いが怪我をし、カラディゼ病院で治療を受けているという。クルド自治政府は、バグダードの中央政府に対し、イラン軍のイラク領内での軍事作戦と爆撃の停止に向け努力するよう要請をしている。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:23384 )