ハマム(トルコ風呂)で20人中毒―原因は、薬草?
2011年07月26日付 Radikal 紙


バイブルト県のハマムで、石黄を含む薬草の泥によって中毒をおこした20人女性のうち1人が死亡した。

およそ50人ほどの女性と子供がいたバイブルトのハマムで、除毛剤としても知られ、体毛を除去するのに使われる石黄を含む薬草の泥によって中毒を起こしたと思われる人の数が20名に達した。

バイブルト県知事府が行なった書面での説明では、本日(26日)県庁所在地にあるハマムで起こり、最初の見解では、除毛剤とされる薬草の泥が原因で起きた中毒事故の結果、20人の女性に被害が及んだことが明らかにされた。

被害にあった人たちのうち、58歳の女性、H.Ş.さんが亡くなったことを伝える説明では、このように述べられた。
「事故の被害にあった市民のうち6人が治療のため、エルズルム、エルズィンジャン、トラブゾンにある病院に搬送された。他の人たちはバイブルト国立病院で治療を続けている。死亡した人の正確な死因は、検死の結果で明らかになる予定だ。事故に関する事情聴取を慎重に続けていく。」

ハマムにいた時、中毒を起こした女性のうち、ゼリハ・カレシュさんは、ハマムはかなり熱かったと述べ、「それ以外は特に何もなかった。後から、ある臭いがしてきて、その後中毒を起こした。その後で外に出された。出た後はアイランとレモネードを飲んだ。中では臭いだけがあり、それは除毛剤の臭いだった」と話した。

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:23437 )