割礼怖いよう!―2兄弟、屋根の上ににげる
2011年07月27日付 Zaman 紙


バルケスィル県のエドゥレミト郡で、割礼を怖がって兄弟二人が、ある家の屋根へと逃げた。父親たちに向かって「割礼師を来させないで。いやだ!」と言って、降りたくないがために駄々をこねた。子供たちが建設現場の屋根の上にいるのをみつけた父母や親類の人々は子供たちをとても心配した。子供たちを下ろすために、何十分と説得を続けた。願いをかなえてあげるという約束をしてもらった二人の逃亡者は、屋根から降り、(割礼の)残りの儀式を続けた。

イブラヒムジェ町で割礼を祝ってもらっていたエミール君(6歳)とメフメト君(9歳)のオラル家の兄弟は、(お祝の行事で)車列を組んで町を練り歩いた後に、(祝宴会場で)音楽の伴奏に合わせてみんなで踊った。しかし、その後、誰にも気づかれないまま、近くにある建物の屋根へと上がり、大声で叫び始めた。

割礼の子供達は、彼らの叔父さんたちを呼びつけた。彼らの父親、そして親戚たちは説得に努めた。ずっと「割礼師を来させないで!」と言っていた子供達は、自転車とパソコンのようなプレゼントまでも要求した。大人たちはこの要求をかなえてあげると約束し、力づくで子供たちを下におろした。

父親のハサン・オラル氏は「実際のところ、私たちはもうすでに子供の割礼の手術をすませてしまっているのです。でも、誰かが、彼らを怖がらせてしまったんです。また手術をするんだぞって言ってね」と言った。

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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:23446 )