レバノン・イスラエル:境界付近での緊張
2011年08月03日付 al-Hayat 紙

■イスラエル、テクニカルラインを侵犯、レバノンを安保理に提訴

2011年8月3日『アル=ハヤート』

【ベイルート、ニューヨーク:本紙】

イスラエルは昨日(2日)、レバノンとの国境に隔たるテクニカルライン侵害を繰り返した。この侵入は、ワッザーニーでの事件から24時間後だった。午後1時30分、10人の兵士からなるイスラエルの徒歩パトロール部隊が、30メートルの距離に渡ってハラージュ・ミース山のマハッラ・クルーム・アッ=シュルーキーへと進んだ。同地は、レバノン・イスラエル間で留保されている地区であり、南部での国際部隊(UNIFIL)の一環で、ネパール軍の部隊が常駐している。30分後、イスラエルのパトロール部隊はオリーブ畑を探索したのちに、ブルーラインを越えることなく同地区を後にした。

この文脈で、イスラエルは昨日、月曜日朝に「イスラエル兵を発砲し、安保理決議1701に違反した」として安保理と国連事務局にレバノン軍を提訴した。

また、イスラエルのロン・プロソル国連大使は、提訴の文言で「朝7時頃、レバノン兵がブルーラインの南にいたイスラエル兵らに発砲した。レバノン軍による攻撃は安保理決議1701に違反しており、攻撃は二週間で二回目である。これはレバノン軍による挑発を行うつもりであることを示している。この挑発は、事態の悪化と地域の平和と安全を脅かしかねない。」と述べた。

プルソル大使は、「イスラエル軍はUNIFILと互いに完全協力をしており、発砲された後は自衛として反撃しただけである。」と述べた。また、同大使はレバノン政府に「この挑発の原因の中での軍の役割を徹底的に調査する」ように要求した。そして、「将来このような危険な事件が繰り返すのを避けるために措置を取る」よう訴えた。また、「国際社会が、さらなる挑発を避けるための行動を取り、レバノン政府に明確なメッセージを示すよう呼びかける。メッセージは、このような攻撃は安保理決議1701に違反するだけでなく、情勢悪化、地域の平和と安全への脅威の重大な可能性を強める、というメッセージである。」と述べた。

ベイルートでは、レバノンのアドナーン・マンスール外務大臣が、レバノンは今日、ワッザーニーでの事件におけるイスラエルによる安保理決議1701の違反を踏まえ、イスラエルに対して提訴をする予定であることを発表した。

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:23529 )