駐イラク・イラン大使、イラク外相に反論「対PJAK攻撃はイランの権利」
2011年07月31日付 Jam-e Jam 紙

 駐イラク・イラン大使は、「イランは、イラク領内から民間人居住地に対して行われる武器による攻撃に対して防衛措置を取ることは、自らの権利であると見なしている」と強調した。

 ハサン・ダーナーイーファル大使はイラン学生通信とのインタビューの中で、「イランはイラク領内の(PJAKの)陣地に対する攻撃を停止するべきだ」との内容のイラク外相の発言に反発する形で、「イラン外務省はイラクに宛てた文書のなかで、イランの民間人を標的としてイラク領内から行われている、武装非合法テロ組織による攻撃に対して、これまでも警告を発してきた」と指摘した。

 同大使はその上で、「イランは現行の〔国際法上の〕規定の範囲内で、武器による攻撃に対して自国民とその領土の防衛のために必要な措置をとることは、自らの権利であると見なしている」と強調した。

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( 翻訳者:太田里美 )
( 記事ID:23565 )