予備校での恋愛禁止さらにエスカレート
2011年08月07日付 Radikal 紙

Pİ予備校の次は、アンカラで27年間数学系の教育を行うアナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi)が学生たちの「恋愛」の禁止を始めた。学生が「男女の友情を恋愛に発展させること」を禁止するこの予備校では、入学手続書に「予備校内で男女の友情を恋愛に発展させた塾生は退学させられ、支払い済みの受講料は返金される」という条件が加えられたことが分かった。

数学・科学に重点に教育を行うアナフェン予備校のメティン・バクラヤ校長はこれに関し、予備校内での「恋愛禁止」やその目的は、学生の感情を抑制することではなく、学生が予備校にいる時は勉強だけに集中してもらうことであると強調した。バクラヤ校長は、この禁止について以下のように説明した。「ご家族は私たちが子供たちに最善の教育を行うと信じ、お子様を私たちにあずけてくださっています。この決まりは入校手続きの際、保護者の方々と学生に話しています。反対するどころか感謝していただいています。お金を頂いているのに、保護者の方々の信頼を裏切ることは理に反します。学生たちは予備校内で恋愛関係となると、集中力が途切れてしまいます。これも勉強にマイナスに影響します。私たちの予備校は学生を見かけや服装、態度、振る舞いの点で、学生らしくあるよう指導し、中等教育学校規律指導要綱に従わなければならないのです。恋愛関係となったと分かった学生たちは退学させ、支払い済みの受講料を返金します。この唯一の目的は、より良い形で教育の原則を守ることです。学生の予備校外での行動や態度には我々は口出ししません。私たちが気にしているのは予備校内での行動だけです」

■アナフェン予備校(Anafen Dershaneleri):あの予備校(ANAFEN Dershanesi)とは何の関係もない

アナフェン予備校(Anafen Dershaneleri)は会見を開き、「予備校での恋愛禁止が広まっている」という見出しで報道されたニュースで名前が挙がった「アナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi)」とは何の関係も無く、予備校の名が真似された可能性があり、この件に関して、近いうちに法的措置に踏み切ると発表した。

アナフェン予備校(Anafen Dershaneleri)は会見で、今日一部の報道機関で報道された「予備校での恋愛禁止が広まっている」という見出しのニュースで名前が挙がった「アナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi)」とは何の関係もないと発表した。予備校の弁護士による会見では、自分たちの予備校にはアンカラ校はなく、「アナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi) 」という名の予備校が自分たちの名前を真似した事、この件に関し近いうちに法的措置に踏み切る事を明らかにした。会見では次のように述べた。

「歴史あるアナフェン予備校(Anafen Dershaneleri)は、『予備校での恋愛禁止が広まっている』という見出しで報道されたアンカラにあるアナフェン予備校(ANAFEN Dershanesi)や、同じくニュースで名の挙がった校長とされるメティン・バクラヤ氏とは一切、何の関係もありません。まず、アナフェン予備校(Anafen Dershaneleri)には、アンカラ校も存在しません。報道されたニュースで、何の関係もないにもかかわらず私たちの名が挙がった事は大変遺憾です」

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:23571 )