ガラタサライのキャプテン・アルダ、スペインリーグ移籍
2011年08月09日付 Milliyet 紙
ガラタサライ所属トルコ代表サッカー選手のアルダ・トゥラン選手がアトレティコ・マドリーと5年間の契約を結んだ。
ガラタサライ・スポーツクラブのアリ・デュリュスト副会長は「アルダ・トゥラン選手の移籍についてアトレティコ・マドリーと合意に至りました。アルダ選 手にはガラタサライに在籍していてほしかったのですが、彼はヨーロッパで活躍することを選択しました。アルダ選手は今後むこうで生活を送るでしょう。私たちのドアはいつでも開いています。この移籍は彼にとって金銭的な問題ではありません。海外での活躍を望んでいるのです」と述べた。
ガラタサライのユナル・アイサル会長と経営陣らは、チームキャプテンのアルダ・トゥラン選手の移籍に関してスペインのアトレティコ・マドリーのミゲル・アンヘル・ヒルCEOと会談を行った。
アイサル会長の(夫人がオーナーを勤める)レ・オトマン・ホテルで行われた移籍に関する会談には、会長の他にアリ・デュリュスト副会長、経営陣のアリ・ギュルソイらとアトレティコ・マドリーのヒルCEOとアルダ選手のマネージャーのアフメト・ブルット氏らが参加したことが報じられた。
前向きに進んだ会談の後、アトレティコ・マドリーのヒルCEOとガラタサライのアリ・デュリュスト副会長は報道陣に向かって互いに握手をするポーズをとった。
その後、記者会見をおこなったアリ・デュリュスト副会長は次のように述べた。
「どちらのクラブもアルダ選手の移籍に関して了承しました。私たちはアルダ選手がクラブに残ることを望んだが、彼はヨーロッパでの活躍を選択しました。私たちにとっては選手の幸福が優先事項です。アルダ選手は今後むこうで活躍を続けるでしょう。私たちはいつでも彼に対してドアを開いています。アルダ選手もこの経験を(活かすのを)望んでいます。この移籍は彼にとって金銭的な問題ではありません。海外で活躍することを、成功することを望んでいるのです。監督のファティフ・テリム氏もアルダ選手のクラブ在籍を望んでいましたが、しかし、これは彼のした選択です。彼は私たちにとって価値ある選手で す。」
■5年間の契約
一方でトルコ代表のアルダ・トゥラン選手はアトレティコ・マドリーと5年間の契約を結んだ。同チームは代償金としてガラタサライに1300万ユーロを支払うことが報じられた。アルダ・トゥラン選手に対しても270万ユーロが支払われる。
■アルダ選手がトルコへ戻った場合、優先権はガラタサライへ
ガラタサライはアルダ・トゥラン選手のアトレティコ・マドリーへの移籍を公式サイトでも公表した。
クラブからの発表は次の通りである。
「プロサッカー選手のアルダ・トゥラン選手のアトレティコ・マドリーへの移籍に関して合意を得られました。アトレティコ・マドリーの移籍の代償としてガラタサライへ1200万ユーロの移籍費と、1000万ユーロの特別手当、アルダ・トゥラン選手がトルコのクラブへ移籍する場合、ガラタサライへの優先的な受け入れがなされることで合意に至りました。」
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( 翻訳者:佐藤悠香 )
( 記事ID:23595 )