イラン、「読書家たちのソーシャルネットワーキング・サービス」を立ち上げへ
2011年07月27日付 Jam-e Jam 紙
「イラン公共図書館機構」のヴァーエズィー局長は〔‥‥〕本紙ジャーメ・ジャムとのインタビューの中で、国内で最大級の「専門的な読書家たちによるソーシャルネットワーキング・サービス」を立ち上げることを明らかにした。
同氏によると、「パールクシャフル」中央図書館に最高指導者事務所長のモハンマド・ゴルパーイェガーニー氏や文化イスラーム指導相らを迎えて、本日このソーシャルネットワーキング・サービスを正式に開始する予定だという。サイトのURLは、www.booki.irである。
〔※訳注:2011年8月12日現在、このサイトはいまだ立ち上げられておらず、サービスも開始されていない模様〕
ヴァーエズィー氏はこのソーシャルネットワーキング・サービスの目的と特徴について、次のように説明している。「〔‥‥〕このネットワークでは、現在500タイトルのペルシア語書籍が、同書に関する必要な情報とともに登録されている。また、「エルファーン」(イスラーム神秘主義思想)や「哲学」、「文学」から、市民が公共図書館でもっとも利用することの多い「料理」や「趣味」にいたるまで、100のサブジェクトが立てられており、それぞれのサブジェクトごとに我が機構の専門家たちによって10冊の推薦図書が挙げられている」。
ヴァーエズィー氏はさらに、「このソーシャルネットワーキング・サービスの会員なら誰でも、自分が気に入った本をそれぞれのサブジェクトで推薦することができる。会員たちの投票によって、最初に登録されていた10冊の推薦図書に代わる図書が提案できるようになっている。また、各図書に関して会員同士で意見を交換したり、批評したり、意見を述べたりすることができる仕組みも整えられている」と強調した。
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( 翻訳者:斎藤正道 )
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