レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、米オバマ大統領と電話会談を行った。会談ではシリアで起きている事件が取り上げられ、両首脳はシリアでの流血が早急に止められ、民衆に対する武力弾圧は停止されなければならないということに関して合意した。
首相府報道局からは次の声明が発表された。
「本日(12日)エルドアン首相と米国のオバマ大統領の間で電話会談が実現した。会談では地域問題とともにシリアでの事件も取り上げられた。
両首脳はシリアで起きている事件は緊急性を帯びているとし、シリア政府が一般市民に対し武力を用いることに対する深い懸念を述べ、また民主主義への移行の為に民衆の正当な要求が真剣に受け入れられることの重要性に言及した。両首脳はシリアでの流血が早急に止められ、民衆に対する武力弾圧は停止されなければならないと述べた。
両首脳はシリア政権の対応を注視し続るとし、今後のプロセスでも相互協議を継続することで見解が一致した。
両首脳は「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ東部での深刻な干ばつへの対応の為に密接に協力すること、人々の生活救済を目的とした援助をアフリカ東部へ努力を強化する点でも合意した。」
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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:23624 )