警察総局は、携帯電話に注意喚起メッセージを送り、市民に対して公務員と自称してプリペイド式携帯電話のコントル（注：プリペイドカード。トルコのコントルは残高を他の携帯に送ることができる。）を要求する人物に注意するよう呼びかけた。

携帯電話に送付されたSMS（ショートメッセージサービス）には、「利用者に電話し、公務員と自称して、様々な理由を付けコントルの残高を送るよう要求する人物を信用しないように」と書かれていた。
警察総局公安局のホームページ（www.asayis.pol.tr）の「最新の注意」という項目には、「コントル料詐欺師に注意！」というタイトルで同じことについて次のような警告が書かれている。

「コントル詐欺師に注意！

あなた方に電話をかけてきて、

-あなた方が使用中の携帯電話を通じて警官、軍の幹部、裁判官、検察官などの職にある人物の配偶者が問題に巻き込まれ、悩まされており、この犯人を捕まえるために調査していると述べる人物、

-あなた方の携帯電話のSIMカードがコピーされており、何度も通話に使用されていること、そしてこの人物を特定するためにコントルの残高を送る必要があると述べる人物、

-あなた方や他の市民の携帯電話の番号をあなた方の名義でテロリストが使用しており、大量に通話をしている、あなた方に高額な請求書が来るだろう。我々はこの人物を特定するためにトルコ全土で捜査を開始する、最寄りの代理店に行き、これから伝える携帯電話番号にプリペイドの通話料を振り込むように、捜査終了後あなた方に連絡をする、国からお金が払われる、などといいコントルを要求する人物、

-携帯電話に『当選しました』という形でメッセージを送付し、メッセージが送られた人に電話をし、何に当選したのか聞かれると、『高額のお金が当たったがこれを受け取るためにはコントルを購入し、そのパスワードを送ることが必要だ』などといってくる人物を、信用しないように。」

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:小松裕美子 ）
（ 記事ID:23626 )