創立100周年を祝うための準備が行われているカルシュヤカ(サッカーのクラブチーム)のチーリ、セルチュク、ヤシャルにある施設で、トレーニングを続けるチームを訪れたサポーターらは、練習前にラクダを屠り、これまでにはなかった、あることを行った。
シーズン優勝に向け備えているチームを奮い立たせようとしたカルシュヤカのサポーターたちは、アイドゥン県から連れてきた800キロのラクダを施設の中央に掘られた穴の横で屠った。カルシュヤカの関係者らがラクダを救出しようとしたが、その努力の甲斐なく、緑と赤(カルシュヤカのチームカラー)の熱狂的な支持者らは優勝の願かけのために犠牲をささげることをやめなかった。専門業者から派遣されて来た屠畜人が祈りを捧げながら9歳のラクダを屠った。屠られたラクダの血は、カルシュヤカのレハ・カプサル監督をはじめ、全コーチと選手ら一人ひとりの額に塗られた。
■彼らは100周年をこのように祝った。(WEB TV)
イズミルの代理人がイタリアの有名サッカークラブチームであるACミランから移籍させた、ガーナ出身のドミニク・アディアー選手は、ラクダを屠る儀式に非常に困惑した。ガーナのスター、アディアー選手は、慣習の詳細を理解した後、額に血を塗られることを承諾した。儀式には約800人のサポーターが参加した。ナーズム・トルバオール・カルシュヤカ副代表は「我々が創立100周年を迎えたことから、サポーターたちは何か特別な表現をしたいと思ったのだ。私は彼らの、チームを励まし、応援する努力を肯定的にとらえている。我々の今シーズンの目標はスーパーリーグへの出場である」と述べた。
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:23693 )