TÜİK、トルコにおける死亡統計データを初めて公表
2011年08月25日付 Yeni Safak 紙
トルコ統計機構(TÜİK)は、2009年のトルコ死亡者は367,971人と公表した。内55%が男性、45%が女性、17,354人 が乳幼児であった。
トルコ統計機構は、2009年から、中央人口管理システム(MERNIS)のデータベースとトルコ統計機構(TÜİK)の死亡理由のデータを加味し、トルコ全体の死亡データを公表をする事にした。2009年のデータが初回で、今後毎年公表される予定。
トルコ統計機構によると、定住所(のデータ)に基づいた、死亡者が多い地区は15.5%のエーゲ地域であった。エーゲ地域に次いで14.6%のイスタンブル地域、死亡者数が少なかった地域は3%の北東アナトリア地域であった。
■死亡者は約75歳以上が多くを占める
2009年の死者のうち、ほぼ半数は約75歳以上である。死亡率が最も高い年齢層は75歳以上の43.2%。続いて70-74歳の11.3%、65-69歳の 9.1%である。死亡率が最も低い年齢層は、10-14歳の0.7%である。次いで低い年齢層は、5-9歳と15-19歳が0.5%であった。
2009年の死者の年齢別、性別を詳細を見ると、年配者の中でも性別の差が顕著となった。最高齢層である75歳以上以外の全年齢層では、男性の死亡率が女性の死亡率を上 回っている。男女間の死亡率の差は、15-19歳の年齢層以降、年齢が進むにつれ開いていき、50-59歳の年齢層で最大の差となる。
■乳幼児の死亡率は南東部が最も高い
乳幼児(一歳未満)の死亡率が高いのは、20.4%の南東アナトリア地域であった。次いで、イスタンブルの13.8%、地中海地域の13.1%であった。最も乳幼児死亡率が低いのは東黒海地域の2.3%であった。
2009年に17354人の乳幼児が死亡、内9417人(54%)が 男子、7937人が女子(46%)であった。全死亡者中で乳幼児の占める割合は4.7%であった。
亡くなる乳幼児の65.2%は一ヶ月未満で亡くなる。一ヶ月以内に亡くなる乳幼児の内、17.3%は初日に、30.9%は1週間以内に、17%は一週間から一ヶ月以内に亡くなっている。1ヶ月から4ヶ月以内の死亡率は 22.3%であった。
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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:23749 )