BDP議員ボイコット終止符へ―10月1日からの国会出席を明言―
2011年08月26日付 Radikal 紙


平和民主党(BDP)のハミト・ゲイラニ暫定党首は、フィリズ・コチャリ副党首、BDP県代表のメフメト・アリ・アイドゥン氏とともに、BDPディヤルバクル県本部で記者会見を行い、ここ最近の動きについて言及した。ゲイラニ党首はマスコミ関係者からの「10月1日にはTBMM(トルコ大国民議会)に出席されるのでしょうか」という質問に次のように答えた。:

「議会に出席するには2つの重要な要素があります。正しい時期と正しい動機です。正しい時期は10月1日であると我々は考えています。なぜなら人びとの自由意思を議会に反映し、法にかなった政治を行うことを必要とする選挙が行われたからです。そのため10月1日が正しい時期であると考えます。しかし、これは十分ではありません、正しい時期と正しい動機が揃わなくてはならないのです。議会へいつ、どのように参加するのかは関係者委員会や支持者と話し合いながら決めることになるでしょう。」

フィリズ・コチャリ副党首も、BDPの議会出席については、(ボイコットの)決定を覆すところまではきていないと述べ、自身の見解を次のように語った:

「私たちは『議会制度をボイコットをします』とアプローチしたわけではありません。もしそうならば、大変な苦労をしてまで選挙に参加することはありませんでした。難しい選挙戦になったことは誰もが知っています。無所属の候補者たちと選挙活動に入り、あらゆる種類の困難に直面しました。それは我々がこの国会を重視していたからです。新たな憲法を作ろうとしている議会において最も強力な勢力となって参加したいと思っていました。私たちは議会そのものをボイコットしているわけではありません。国会の中で役割を得たいと望んでいるのです。そこでの動きによって再び私たちの決定も検討されうるのです。」

コチャリ副党首はまた、国会に出席するかどうかは(議員)個人の意思によると説明し、「初めに私たちがボイコットをした際、これを1つの議論として考えていました。しかしこの議論に結論は出ませんでした。今後は一人ひとりが決めます。しかし現在党の決定を変更する状態にはありません」と話した。

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( 翻訳者:杉田直子 )
( 記事ID:23762 )