ギュルハネ軍医学校で卒業式
2011年08月29日付 Hurriyet 紙


ギュルハーネ軍医学校(GATA)の卒業式で、医学部の第31回卒業生である軍医少尉54名に卒業証書が授与された。
卒業式ではヨルダン出身の留学生が卒業証書を受け取る際、母親がズルグトを行なった。


卒業式はGATA体育館で執り行なわれ、アブドゥッラー・ギュル大統領、ジェミル・チチェキ国会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ネジュデト・オゼル参謀総長、ハシム・クルチ憲法裁判所長官、イスメト・ユルマズ国防相、陸軍司令官のハイリ・クヴルクオール大将、海軍司令官のエミン・ムラト・ビルゲル大将、空軍司令官のメフメト・エルテン大将、ベキル・カルヨンジュ軍警察総司令官、士官、GATA教官、そして卒業生の家族が出席した。

卒業式は独立行進曲斉唱で始まり、GATA司令官のコライ・アクバシュ中将がスピーチを行なった。
アクバシュ中将は、同校は愛や敬意に基づき、鍛錬や高い職務理解、誠実な振舞いの中で、社会的、文化的活動やスポーツ活動によって育成されてきたと語り、トルコ国軍はトルコ国から得た力によって目の前のあらゆる障害を乗り越える可能性や能力を備えており、世界屈指の軍隊の一つであると述べた。

ギュルハーネ軍医学部の学部長であるサデッティン・チェティネル空軍軍医准将は、GATAの創立について語った。
チェティネル学部長は、同校の113年間に及ぶ知識の集積によって、2010‐2011年度には学会で評価の高い雑誌に計960本の論文が掲載されたと述べた。
スピーチの後、卒業生のために「へキム・アンドゥ(医師の誓い)」が読みあげられた。今期卒業生のうち成績最優秀者であるアデム・アイハン空軍軍医少尉も卒業生代表としてスピーチを行ない、年輪が刻まれた切り株に(名前の書かれた)プレートを打ち付けた。

アブドゥッラー・ギュル大統領は成績最優秀者のアイハンさんに、ジェミル・チチェキ国会議長は二番目のヤウズ・チャクルさんに、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は三番目のカーディル・キュチュクさんに卒業証書を授与した。
その他の学生にはネジュデト・オゼル参謀総長、ハシム・クルチ憲法裁判所長官、イスメト・ユルマズ国防相、ハイリ・クヴルクオール陸軍司令官、エミン・ムラト・ビルゲル海軍司令官が卒業証書を授与した。

卒業式では、アゼルバイジャンからの留学生2名にメフメト・エルテン空軍司令官が、ヨルダンからの留学生であるアリ・アブ・アンゼフ軍医少尉にはベキル・カルヨンジュ軍警察総司令官が卒業証書を授与した。この際、保護者席に座っていたアンゼフ軍医の母がズルグトを行ない、注目を浴びた。
卒業式は、ギュルハーネ行進曲の斉唱をもって閉会した。

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:23790 )