8.30戦勝記念日の祝賀行事にギュル大統領が最高司令官として臨席
2011年08月30日付 Milliyet 紙


8月30日の戦勝記念日とトルコ国軍の日のため、アタテュルク廟では祝賀行事が行われた。

祝賀行事は、参謀総長のネジデト・オゼル大将、陸軍司令官のハイリ・クブルオール大将、空軍司令官のメフメト・エルテン大将、海軍司令官のムラト・ビルゲル大将、軍警察総司令官のベキル・カルヨンジュ大将、参謀本部第二司令官のフルスィ・アカル大将のほか、軍幹部らによる獅子の道(廟に続く道)での行進によって始まった。

オゼル大将は、アタテュルク廟の上に「トルコ国軍」と書かれた赤と白のカーネーションで作った花輪を供えた。そして黙祷したのち、「独立行進曲」が演奏された。

オゼル大将とトルコ国軍の新司令官たちは、アタテュルク廟前の階段で記念撮影を行った。

その後、「国民の協定」の塔に入ったオゼル大将は、アタテュルク廟の来賓録にサインし、そこに記した文章を大きな声で朗読した。オゼル大将は、以下の文章を記した:

「永遠の最高司令官であり、共和国建国者であり、偉大なる為政者である、崇高なる指導者、アタテュルクは、独立と自由を得るため、国民と共にあらゆる困難を乗り越えて至上の闘いに身を投じ、偉業の結果、大勝利を手にした。その89年目となる記念日に、あなたの御前に立ち、誇りと感動を抱いている。

この勝利は、勇敢な国民の愛国心と揺るがぬ決心、熱意のたまものであり、現代のトルコ共和国建国に向けた一つの分岐点となった。同時代の先進国の文明水準に達する理念に則って行われたトルコ革命は、この無二の勝利によりその速度を速めた。昨日と同様に今日も、その力を高貴な国民から得ているトルコ国軍は、近代的で強固な構造を持ち、責任感を強く意識し、規律を理解することで国民の独立や統一、国の不可分性を守り、アタテュルク主義思想に従い、自身に与えられた全ての責務を成功理に遂行する用意を常に整えている。

トルコ国軍に託された最も価値あるトルコ共和国を、永遠に存続させるという信念を、精神の平安において今一度宣言すると共に、敬愛するあなたの記憶を前に、敬礼をいたします。魂よ、安らかなれ。」

オゼル大将は、来賓録に記した文章を一読してから儀式に臨む報道関係者に対してバイラムを祝い、「国民の協定」の塔から出る時も、朝鮮戦争の勇士ラマザン・ドゥラク氏とバイラムを祝い合い、しばしの間歓談した。

<中略>

■ギュル大統領は、「最高司令官」として司令官たちの祝賀を受けた。

8月30日の戦勝記念日とトルコ国軍の日のために参謀司令本部で行われた式典においては、アブドゥッラー・ギュル大統領に祝辞が述べられ、ギュル大統領は「最高司令官」として祝賀を受ける最初の大統領となった。

<後略>

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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:23800 )