イスラエル・リーベルマン外相、イスラエルのPKK支援報道を否定
2011年09月11日付 Radikal 紙
イスラエルのアビグドール・リーベルマン外相は、金曜日(9/9)付のイスラエルイディオト・アハロノト紙に掲載されたイスラエル外務省がトルコ政府に対して報復計画を準備中である、という報道を否定した。
イスラエルのTVチャンネル2で、イスラエルにおける有名新聞記者かつ解説者であるエフド・ヤーリ氏は、ゲスト出演したリーベルマン外相に対し、「大臣任期中に、トルコとエジプトから、大使が追放された」ことに言及し、アハロノト紙の報道の真偽を尋ねた。リーベルマン外相は「報道はまちがっている」と述べたが、重ねて、「では、(外務省において)そのようなことを話されましたか」と問うた。リーベルマン外相は、この問いに対し、「外務省では、毎日数百もの意見が議論されています」と答えた。
これを受けて、エフド・ヤーリ氏は、「率直に言って下さい。PKKテロ組織に対し、武器供与のような援助問題をお話になりましたか」と質問を繰り返した。リーベルマン外相は、質問に対し今回は、「いいえ。断じて話しませんでした」と答えた。リーベルマン外相は、(国連の)パーマー委員長報告が「マヴィ・マルマラ号」襲撃に関してイスラエルの実力行使とガザが正当なことであると明確に示した、とも主張した。リーベルマン外相は、トルコとの関係正常化を改めてさぐり、トルコがこのように正常化が自分たちのためになると考えるだろうと希望していると述べた。
【訳者注:この記事のもととなった報道についての記事はこちら】
イスラエル・リーベルマン外相、「PKK援助・アルメニアロビー支援でトルコに報復」―イスラエル報道
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:加園千尋 )
( 記事ID:23936 )