欧州チャンピオンズリーグ初出場のトラブゾンスポル、インテルに1-0勝利
2011年09月15日付 Zaman 紙


トラブゾンスポルは、昨日、はじめて参加した欧州チャンピオンズリーグの初戦で勝利した。ミラノで行われたインテルとの試合に出場した「黒海の嵐(トラブゾンスポルの愛称)」は、チェルストカのゴールにより、ジュゼッペ・メアッツ・スタジアムでイタリア人たちに苦汁をのませた。スコアは0-1。28年後、再び9月14日。奇しくも同じスコアで相手を破ったこのトルコの代表チームは、次の試合を、9月27日にホームでフランスのリールを迎えて行う。

トラブゾンスポルは、ちょど28年前にインテルと対戦したことがある。同じ9月14日。そのときもイタリアの巨人に苦汁をのませた。トルコの代表は、今回、はじめて参加したチャンピオンズリーグのBグループの最強チーム・イタリアの巨人インテルを、チェコ人のディフェンス・チェルストカのゴールで破った。

青と紫色のトラブゾンスポルは、今期、チャンピオンズリーグ第3予選で、ボルトガルの ベンフィカに2-0、1-1のスコアで敗れ、UEFAヨーロッパリーグへの参加を余儀なくされていた。アスレチック ビルバオとのアウェイでの初戦が0-0で終わり、チュルクテレコム・アリーナスタジアムでの試合に備えていた最中、八百長問題の取り調べを理由に、UEFAによってフェネルバフチェのチャンピオンズリーグへの出場が見送られた結果、ふたたびトラブゾンスポルにャンピオンリーグ出場の権利が回ってきた。こうした、昨日、史上初めてチャンピオンズリーグに出場し、インテルと対戦した。

この黒海チームは、前半は抑え気味の試合を展開した。ディフェンスに重点をおき、攻撃に人数をさかなかった結果、特に前半30分は敵に好機をつくらせなかった。その後、ホームのインテルは攻勢にでて、特にZarateがゴールをねらったが、ゴールキーバーのトルガが好セーブを連発した。前半は0-0で終了した。

メンバーチェンジなく後半がはじまった。トラブゾンスポルは、後半は多少、攻撃的になった。とくに72分にペナルティエリア内で(インテルの)Militoがトルガと1対1となったが、アルゼンチン出身のMilitoのほぼ確実なゴールを、守護神(トルガ)が防いだ。ピンチを救った好セーブは勝利への呼び水のようだった。この危機から4分後、トルコ中を喜ばせるゴールが訪れた。ペナルティエリアからのセンタリングを頭でうけたハリルが、ボレーシュートした。シュートはバーにあたりはねかえったところを、チェルストカがすばらしいキックで押し込んだ。

今から28年前、同じ9月14日、インテルをアヴニ・アケル・スタジアムで1-0でやぶったが、アウェイでの第2戦で2-0で敗れたトラブゾンスポルは、UEFAカップ(当時の名称)から敗退という悲しみを味わった。しかし、青紫のトラブゾンスポルは、昨晩の勝利でトルコ中を幸せにした。このトルコの代表は、チャンピオンズリーグでの第二戦を、9月27日、ホームでフランスのリールを迎えて行う。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:23970 )