モロッコ:「ロイヤル・エア・モロッコ」、業務・発着所を廃止
2011年09月15日付 al-Hayat 紙

■モロッコ:「ロイヤル・エア・モロッコ」、業務・発着所を廃止

2011年9月15日『アル=ハヤート』

【ラバト:ムハンマド・アッ=シャルキー】

「ロイヤル・エア・モロッコ(RAM)」は、職員数の削減、業務範囲の刷新、採算が取れない一部の国際便からの撤退、一部の「ボーイング」型の最新航空機の売却による、企業再編のための経済プログラムの実施について発表した。

同社は、低コストの国際運送会社との激しい競争に直面しており、自主退職に対して補償金を与え、早期退職金を助成して1957年に設立された親会社が、利益を得ることとなる新たなサービス会社の設立を促進することで、職員総数1500人の一部を解雇する決意があると発表した。同親会社は、株式の93%がモロッコ王国に保有されている。

「RAM」は、「カサブランカ」証券取引所に同社の株を投じる前に、再編プログラムを成功させるため、(モロッコ)政府から追加財政支援を得る要請をしている。同プログラムは、職員・株主らから反対されている株式配当プログラムの代替的枠組みで行われる。また、同社は、企業刷新プログラムと業務体系の再検討に関して、パイロットらと同意に達した。

一昨日、「RAM」航空乗務員の「機長組合」から発表された声明は、機長らが再編プログラムに同意したと伝えた。

「RAM」は、低価格の民間航空会社との不均衡な競争、燃料費の高騰による運送コストの増加が原因で、すでに昨年100億ドル近くの損失を被った。加えて、サハラ以南のアフリカやラテンアメリカのような採算が取れない市場でのプレゼンスが原因となった。

「RAM」は近年、所有する機体を新しくするため、米国の「ボーイング」と欧州の「エアバス」から新型航空機を24機購入することにより多額を費やした。これにより、同社の財源への圧迫が強まった。また、同社は、国際的グループとの統合を目指しており、そのグループは、同社の株式を3%保有している「エールフランス-KLM」と予想される。

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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:23980 )