イスタンブル・タクスィム広場で平和民主党デモ、120名が拘束
2011年09月18日付 Hurriyet 紙
平和民主党(BDP)のイスタンブル県支部のメンバーらは、テロリストに対する隔離処置に対する抗議の記者会見を行おうと、14時頃、タクスィム広場の路面電車の駅周辺に集まり始めた。イスタンブル警察は、行進と挑発行為に備えて特に機動隊担当局に属するチームと共に、タクスィム広場とその周辺でバリケードを張り、厳重な安全対策を取った。しかし警察は、女性らとイスタンブル選出のBDP議員セバハト・トゥンジェル氏とスッル・スュレイヤ・オンデル氏も参加するグループに対しては(デモの)許可を与えなかった。広場の各場所でデモを行おうとするグループに警察は厳しく介入し、デモ隊と警察の間で小規模の衝突が繰り返された。逮捕された一人のBDP党員は、警察に「殴れ、殴れ、殴れ」と怒鳴った。セバハト・トゥンジェル氏は女性らと座り込みを行っており、このグループに対して警察は催涙弾を使用した。ガスを吸い込んだトゥンジェル氏は長い時間立つことができず、女性らが水で顔を洗う手伝いをした。
タクスィムで散ったグループとタルラバシュのBDPイスタンブル県支部の前で集まったグループに対し、警察はTOMA型の装甲車と催涙弾で介入し、脇道に逃げたデモ参加者を追跡した。
その後、記者会見を行った治安担当のイスタンブル警察署メフメト・アルトゥノク副署長は、この事件で120人を拘束、火炎瓶15本、照明弾100個と発射台6機を押収したと発表。アルトゥノク副署長は、「我々は許可のないデモを許さない」とコメントした。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:24008 )