トルコ政府、ギリシャ側キプロスの海底資源探索に猛反発
2011年09月20日付 Milliyet 紙

エネルギー天然資源相のタネル・ユルドゥズ氏は、「排他的経済水域が議論されている境界のはっきりしていない場所で、この種の試みを行うのは、完全に政治的挑発である」と述べた。

ユルドゥズ大臣はドイツへ向かう前、エセンボア空港にて記者たちの質問にこたえた。

トルコも地中海で海底探査を行う予定があるのかと問われたユルドゥズ大臣は、当該地域において(ギリシャ側による)実際の動きがあることを指摘し、「ギリシャ側キプロス地域が、国際法に反し、また北キプロス・トルコ共和国の権利を無視して行っている一つの試みが目の前にある。われわれトルコもこの意味において、北キプロス・トルコ共和国と大陸棚の協定に署名し、その協定で決まる境内で、海底の探索を活発化する」と述べた。

ユルドゥズ大臣は、トルコが行う予定の調査に海軍の船にも同伴するのかしないのか、との質問にも「同伴する、しないの全ては、もちろん、本日外務省で行なわれる会議にて決まる。この意味でトルコもなすべきことを行う予定だ。」と答えた。

ユルドゥズ大臣は、「これは、政治的な、挑発的試みである。特に、排他的経済水域が議論されている境界のはっきりしていない場所で、この種の試みを行うのは、完全に政治的挑発である」と述べ、ギリシャ側キプロスを批判した。

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( 翻訳者:矢野龍太郎 )
( 記事ID:24027 )