PKK、スィイルト事件を謝罪
2011年09月23日付 Milliyet 紙


テロ組織クルド労働者党(PKK)の関連組織、 人民防衛軍(HPG)はスィイルト県で、警官が車内にいると考えて、4人の女性が乗っていた乗用車へ向け発砲したと明らかにし、命を失った者たちの家族・親族に対し「謝罪」した。

テロ組織に近しいウェブサイトへ送られた声明で事件に関する「根本的調査」を開始したことを伝えた。組織の説明は、「この痛ましく、悲しい、非常に心を滅入らせる死に関して、国民へ、民主的世論へ、そして命を失った方々の家族や親近者の方へ何度もお詫びを申し上げます。事件の責任に対し、必要なこと全てをおこなうと約束いたします」という言葉で締めくくられた。

■残虐に殺された女性たち

6人の女性はスィイルト県の警察高等専門学校へ通ずるギュレシュ通りに来た時、ある3人によって道をふさがれた。警察専門学校への攻撃に備えていた3人のPKK党員が身柄の確保ために車を止めさせたのであった。運転席のドアを開けたテロリストのうちの一人が、女性らに車から降りるよう命令した。何が起こっているのかわからなかった運転手は逃げようとした。この時、ドアを開けたテロリストは対応できなかった。通りにいた残りの2人のテロリストは遠ざかる車へロケット弾を発射し、さらに手榴弾を投げた。4人の女性が事件現場で命を落とした。警察専門学校の近くで起きた事件に、警察は対応した。ガーバー山責任者 M・エミン・セヴィリゲンであると明らかにされたPKK党員は、手にしていた手榴弾の爆発と警察の発砲によって死亡した。残りの2人のPKK党員は逃亡した。

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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:24065 )