■ エジプト灌漑相、南スーダンのプロジェクトを視察
2011年9月23日『アル=ハヤート』
【カイロ:本紙】
エジプトのヒシャーム・キンディール水資源・灌漑相は昨日、今後の協力強化の方法を話し合うため、カイロを出発しジュバ(南スーダン)へ向かった。
キンディール氏は南スーダンのポール・マーヨーム水資源・灌漑相と共にワーウ市で、スィーウィー川に多目的ダムを建設する採算性について検討する特別ワークショップのオープニングに出席する。また、水資源・灌漑分野における南スーダンとの技術協力プロジェクトを視察する。同プロジェクトはエジプトからの2660万ドルに及ぶ無償援助を得て実施されている。またキンディール氏は、420万ドルを費やす下水道水準測定所の機能化計画の一環として、中央水質検査所とナイル川支流の下水道水準を測定する「ジュバ測定所」を訪問し、南スーダンに「エジプト灌漑局本部」を開設するため割り当てられた土地のを視察する予定だ。
またキンディール氏は、水資源・灌漑分野における協力の方法を話し合うため、南スーダンの指導者や関係閣僚らと面会する予定で、バフル・アル=ジャバル川の水運航路の機能回復を運輸省が要請している件についても議論される。
キンディール氏はジュバへ向かう途中、スーダンの首都のハルツームを訪問し、スーダンのカマール・アリー水資源・灌漑大臣と会談を行う予定。
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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:24068 )