リゼで集中豪雨、市長「水害の原因は黒海高速道」
2011年09月25日付 Radikal 紙

リゼ市のハリル・バクルジュ市長は黒海高速道が市中心部の高さより70センチメートル高い位置に建設されたため、水害がおきたと述べた。

バクルジュ市長は新聞記者に対して行った会見において、昨日より続く集中豪雨が町で大きな災害をもたらしたと述べた。 バクルジュ市長は死傷者が少ないことがせめてもの救いであるとし、「我々の町で近年川が暗渠化された。これらの川の氾濫が災害の規模を増大させた。いわば暗渠化された川の氾濫が災害を引き起こしたのだ」と言った。

リゼには海へと下る川が23あると述べるバクルジュ市長は次のように語った。

「昨日の集中豪雨によりこれらの川のうち4つが氾濫した。私がこの職に就いてからこれらの川が問題となりうること、 これは市の財政ではどうにもできないということを言ってきた。一番最近では、約1ヶ月半前にベイセル・エルオール林業治水大臣とエルドアン・バイラクタル環境発展大臣のリゼ訪問の際にそのことを話した。
 黒海高速道は市中心部より70センチ高い場所に位置する。川が氾濫すれば町の水が洪水を起こすであろうこと、そうなればどうしようもないことを彼らに言った。なぜなら川は流されてきた木と他の物と一緒になって、圧力を増すからだ。
 町の真ん中を流れる川についても、どうして暗渠化しないのかと批判されてきた。しかしそのようなことは間違っている。そもそも、暗渠の川を、もとにもどすことが必要なのだ。
 しかしこうした話題は災害が起きた時に議論されるが、15日、20日もすると忘れれてしまう。」

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( 翻訳者:酒井 舜 )
( 記事ID:24086 )