バトマン・テロで「脳死」状態の警官、死亡―PKKテロ
2011年09月29日付 Radikal 紙


バトマンで、PKKの襲撃により負傷し、脳死状態となったアデム・イルクルチ警部補は、救急ヘリコプターで故郷のカイセリに運ばれそこで死亡した。

26日夜、PKKの襲撃により重傷を負い、私立病院にて脳死状態となったアデム・イルクルチ警部補は、救急ヘリコプターでエルジエス大学医学部附属ゲブヘル・ネシベ病院でに搬送され、治療を受けていたが、その甲斐なく殉職した。

クドレト・ドール医院長はアナトリア通信(AA)に行った説明で、アデム・イルクルチさんの心臓は、病院到着から約50分後に停止し、あらゆる応急措置を施したが再び息を吹き返す事はなかったと話し、「病院到着時にはすでに脳死状態になっており、心臓も停止してから再度動き出すことはなかった。残念ながらアデム・イルクルチ警部補は殉職しました。御家族とトルコ共和国にお悔やみを申し上げます。神よ、彼の魂を休めたまえ」と述べた。

ヤヴズ・セリム地区のアイドゥン・コナク交差点でテロリストによって行われた襲撃で、3名の警察官が負傷し、妊娠8カ月の女性と4歳の娘が亡くなった。女性の夫ともう一人の女性も負傷した。妊娠中だった被害女性の体から帝王切開で取り出された子供もまた、努力叶わず命を失った。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:24121 )