ビトリスのヨララン町のドゥズ村で、オオカミらが羊の群れを襲撃した結果、50頭の羊が死んだ。38頭の羊が負傷し、約100頭の羊も行方不明になり、村人たちは銃を携帯してオオカミ狩りに出かけた。
ドゥズ村で小型家畜動物の放牧を世話するカフラマン・アパックは、新聞記者たちへの説明で、昨日夜に雨が降った後に非常に冷え込み、そのため羊を木の下へ集め、火をおこしたと説明し、次のように話した。
「それからしばらくして、3匹のオオカミが羊の群れに向かいました。銃をもっていなかったため、(オオカミ)に対抗できませんでした。村へ下り、村人たちに知らせました。村人たちと一緒に銃を手に取り、再び羊の群れがいるところに戻りました。約1000頭の羊からなる群れは、山岳部付近に散らばっていました。全頭を集めました。50頭の羊が、オオカミにかまれて死んでしまいました。38頭は負傷しています。この騒動で、約100頭の羊は行方知れずになってしまいました。昨日夜から村人たちは羊たちを探しています。でも未だに行方不明の羊は見つかっていません。」
ドゥズ村のヤシャル・オルック村長は、羊襲撃の後、村人たちが銃を手にとり、オオカミ狩りに出かけたことを明らかにした。
この地域の村人たちは、小型家畜を飼育することにより生計をたてていると説明するヤシャル村長は、次のように言葉を続けた。
「この地域の人々は、小型家畜を飼育することで生計を立てています。気温が下がり、高地が雪で覆われてしまう最近、食べ物を見つけられないオオカミたちは、羊の群 れを襲いました。オオカミたちは、50頭の羊を殺し、38頭の羊を負傷させました。死んだり、行方不明になった羊たちの合計額は、5万リラ(約2,025,862円)になります。 行方知れずの羊たちについてはまだ希望があります。恐がって逃げ出してしまったと思います。(オオカミが)羊を襲撃した後、村人たちは銃を手にとりオオカミ狩りに出かけました。 行方不明の羊たちが見つかるようにと祈っています。この地域の人々の経済状況は非常に悪いです。このため、当局からの支援を待っています。」
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( 翻訳者:石川志穂 )
( 記事ID:24123 )