ロスでのメフテル行進、アルメニアロビーの反対で中止
2011年09月30日付 Radikal 紙


ハリウッドでメフテル楽団が予定していた行進とコンサートがアルメニアロビーの強い反対で中止された。

アルメニアのニュースサイトAsbarez.comの情報によれば、トルコの国旗や国章、刀、盾を持って、アルメニア以外でアルメニア人の人口が最も多い地域の中心地で行われる予定だった行進は、アルメニア人コミュニティを刺激した。

アメリカ・アルメニア国内委員会(ANCA)は、メフテル楽団がロサンゼルスで行進することに許可が出されていたことに反発した。

アルメニアロビー団体は、このプログラムに許可を与えたため、ロサンゼルス市当局をも厳しい言葉で批判し、オスマン朝の軍楽隊による当地での行進は、「我々に対する侮辱であると同時に、アルメニア系アメリカ人社会全体にとって受け入れられない」ものであると主張した。ANCA西部地区委員会は、イェニチェリはオスマン朝下のアルメニア人や他のキリスト教徒少数民族が「もっとも恐れた殺人者」であったと述べ、声明ではメフテル楽団の行進によってハリウッドは「大虐殺を祝う」舞台になるだろうと説明した。

アルメニアロビーによるこの反発のため、ロサンゼルス市当局はメフテル楽団が10月3日月曜日に予定していた行進を中止した。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:24130 )