アンタリヤで浸水
2011年10月09日付 Zaman 紙


アンタリヤで暴風雨のため、たくさんの家屋が浸水した。道路も冠水したため、車に取り残された多数の人々が、重機と消防隊によって救助された。

アンタリヤで夕方から勢力を増した暴風雨は、アクス郡とララ地域で猛威をふるった。この地域では、たくさんの家屋が浸水した。木をなぎ倒すほどの嵐で家の一階部分や地下が水に浸かった。
アンタリヤ消防署のエミン・ペフリヴァン署長は、浸水で50件の通報があったと述べた。暴風雨が特にララ地域とアクス郡で猛威をふるっていると話すペフリヴァン署長は、組織として全員を招集し、全ての隊員が起こりうる非常事態に準備していると述べた。またペフリヴァン署長は、車に取り残された多くの人が消防隊員によって救助されたと述べた。そして水曜日まで浸水の危険が続くため、市民に起こりうる非常事態に対して備えるように呼びかけた。

一方アンタリヤ県気象局関係者は、市の中心部で強風が月曜の夜まで続くだろうと述べた。この暴風雨の風速は、時に時速80キロに達すると述べた関係者は、アンタリヤの沿岸部で強い雨のために浸水が起こりうると強調した。気象局関係者は今後も気象状況を伝えていくとし、アンタリヤの中心部では1㎡あたり279キロの降水量になるだろうと述べた。

■アンタリヤで一日休校

天候の不順によりアンタリヤの初等・中等教育課程の学校は、一日休校になった。アンタリヤで猛威をふるっている暴風雨により2011年10月10日月曜日の休校が通知された。アンタリヤ県知事府は休校に関する書面通達で「アンタリヤ県気象局の警報により初等・中等教育課程の学校は、2011年10月10日全日休校とする」と通知した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:24206 )