イラク・マーリキー首相、PKK PJAK掃討へイラク軍の北部派遣を発言
2011年10月10日付 Radikal 紙
ヌーリー・アル・マーリキー首相
イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相は、PKK(クルディスタン労働者党、非合法組織) およびイラクにおけるその関連組織PJAK(クルディスタン自由生活党)を掃討するための最善策は、イラク軍を北部へ派遣することであると述べた。
アル・マーリキー首相は、ロイター通信への声明で、イラク北部の山岳地帯に潜伏しているPKKおよびPJAKのメンバーを掃討し、他国によるイラク内政への干渉を排除するための合理的な方法は、北部に軍を派遣すること、もしくはイラク国内から彼らを締め出すため十分な策を講じることであると語った。
イラクの首相は、軍をいつ、いかにして派遣するかということは軍の規模や情勢に応じて変化すると述べ、「相応しい状況になれば派遣する」と話した。
アル・マーリキー首相は、シリアに関する質問に対しては、一党体制を終わらせるようシリアに呼びかけた。アル・マーリキー首相は、(イランはシリアに)一党および一指導者による独裁政治を終わらせるよう促すと述べ、閉ざされた扉の向こうで決定された考えではなく、国民が選んだ政府や国家の考えを擁護すると話した。アル・マーリキー首相は、イラクでサッダーム・フセイン政権が倒される2003年までは、シリアで生活していた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:24215 )