【ハムシャフリー・オンライン】イラン外務省報道官は、駐米サウジ大使の暗殺を〔イラン革命防衛隊の関係者が〕企てたとする〔アメリカの〕嘘の主張について、いかなる真実も含まれていないと指摘し、それを強く否定した。
イラン学生通信の情報収集班が伝えたところによると、ラーミーン・メフマーンパラスト外務報道官はアメリカ当局の根拠のない妄想に満ちた主張に対し、テロ行為はいかなるものであれ非難するとした上で、次のように述べた。
この種の陳腐な振る舞いは、アメリカ=シオニスト枢軸による旧態依然たる敵対的政策にもとづくものであり、イスラームと〔中東〕地域の敵たちが特別なシナリオに沿って、〔イスラーム共同体を〕分断することを目的として追求している、滑稽劇の一種と言える。
報道官はさらに、「この手の作り物のシナリオをこしらえた人物が目指しているものとは、〔イスラーム共同体の内部に〕対立を生み出し、シオニスト体制が現在の孤立状態から脱却するのを助けるという目的に他ならない」と明言した。
メフマーンパラスト報道官はさらに、次のように強調した。
イラン・イスラーム共和国はイスラームの倫理と価値観に基づく体制であり、地域の敵による陰謀の危険性について、つねに警告を発してきた。繰り返しの感のあるこの手のシナリオは、アメリカの論理と政策が国内においても、また〔中東〕地域レベルにおいても、著しい無能ぶりをさらけ出し、国内外で大規模な抗議に直面している状況下で、アメリカ=シオニスト枢軸によって持ち出されたものなのである。
報道官はその上で、イラン・イスラーム共和国とサウジアラビアの関係は相互の敬意によって〔堅固に〕基礎付けられており、こうした嘘の主張はいかなる成果も生まず、〔両国の〕国民感情にいかなる影響も及ぼさないだろう、と述べた。
この記事の原文はこちら
関連記事(アミーリー氏「アメリカによって誘拐され、8ヶ月にわたって厳しい拷問を受けた」)
( 翻訳者:斎藤正道 )
( 記事ID:24224 )