ギリシャ、トルコ国境に「堀」建設中―ボート競技にも利用?
2011年10月14日付 Hurriyet 紙
ギリシャは、トルコの戦車の通行を阻止するために計画され、20%分の建設が完了している全長120キロ、幅30メートル、深さ7メートルの堀で、ボート競技、カヌー、カヤックでの利用も想定。
ギリシャ国防省のパノス・ベグリティス大臣によれば、マリツァ川で建設作業が続いている巨大な「堀」は、「敵の戦力が大災難を被る場所」となりうる。ベグリティス大臣は、野党の中で国粋主義である国民正統派運動党(LAOS)の2名の国会議員が国会に提出した質問主意書に対し書面で返答したが、「堀」の建設について次 のように述べた:
想定されるトルコの攻撃に対抗するため、「堀」によって大幅に軍備を節約することが可能です。
敵(トルコを想定)の攻撃行動に備える場合、我が国の防衛が強まることになります。マリツァ川の渡河と「堀」の通行には大量の軍を集結させることが必要となりますし、これに時間がかかることになるのです。「堀」は敵の戦力が大災難を被る場所となり得るのです。
トルコ軍が「堀」に橋を渡すことは不可能です。
ギリシャ国防省の返答で、「堀」の水位が一定のレベルに達すれば、ボート競技、カヌー、カヤックにも利用可能と回答した。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:24245 )