PKKのウェブサイトは、戦闘機の爆撃によってPKKハッキャーリ責任者であるユジェル・ハリスを含む3人の最高幹部が死亡したことを報じた。
ハッキャーリ県チュクルジャでPKKの攻撃により24人の兵士が殉職したのを受けて、トルコ国内やイラクにおいて22の部隊による空陸同時掃討作戦が急ピッチで進められている。
国内で激しさを増す軍事作戦では、イラク側国境で戦闘機が爆撃し、砲兵の射撃により猛攻撃されたザプ谷流域から煙が立ち上っている。
参謀本部の会見では、5つの地域で軍事行動を開始したと発表され、越境した特殊部隊がイラク本土でピンポイントの攻撃作戦を実施している。
イラク側のハフタ、メティナ、チュクルジャ郡に面したザプ谷流域にあるPKKキャンプは、戦闘機の爆撃と砲撃を受けている。四散したPKKグループに対し、ピンポイントの軍事作戦が行われている。
PKKがカンディルの次に最も重要なキャンプであると見なし、またトルコへの侵入ルートとして利用されるザプ谷流域は、作戦における第一の戦略目標となっている。この地域における軍事行動は徐々に激しさを増しつつある。
1990年代にイラクと行った国境合意の枠内で、北イラクのべゴヴァ、カニマシ、シェラディゼ、アメディイェ、バメルニ飛行場に配備された部隊も、軍事活動を行っている。
PKKのハッキャーリ責任者も死亡した
他方、PKKのウェブサイトは、戦闘機の爆撃によって組織のハッキャーリ責任者であるユジェル・ハリスを含む3人の最高幹部が死亡したと報じた。
ウェブ上の情報によると、10月10日、ハクルクとヒネレになされた爆撃で組織の幹部のうち「ジュディ」というコードネームを持つルステム・オスマン、「チチェキ・クチィ」というコードネーム持つグハル・チェキルゲ、「アリシェル・コチギリ」というコードネームを持つユジェル・ハリスを含む、7人のPKK党員が死亡したとされた。
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:24306 )