地震被災地ヴァン周辺で、水曜日に降雪の予報
2011年10月24日付 Hurriyet 紙


地震が襲ったヴァン市中心部とエルジシュ郡をはじめとし、建物が崩壊した地域のがれき撤去作業は天候が悪化するなか、難航している。この地域では気温が0度にまで下がった。水曜日にはエルジシュ、チャルドゥラン、ムラディエで降雪が予想されている。トルコ全土で明日以降冷え込みが厳しくなり雨も予想される。

この地域では夜間、気温が0度にまで下がり、被災者たちを温めるために屋外で火がたかれ始めた。多くの人は手作りの避難所や車で、寒さから身を守ろうとしている。

周辺の県からヴァンとエルジシュへ出動した赤新月社の救助隊は被災者たちの避難と食料の援助を始めた。最初に運び込まれたテントが組み立てられる一方、温かい食事もふるまわれた。

■エルジシュのけが人はビトリスに運ばれた

ヴァンで起こった地震で、最も多くの被害をもたらした場所の一つがエルジシュ郡であり、けが人の一部はビトリス国立病院へ運ばれた。地震のために、ビトリスのすべての医者が集められた。病院では一部の(一般用)治療が取りやめられ、地震により搬送されたけが人用にあてられた。

ヴァン周辺では以前にも何度か大きな地震が起こっている。ムラディエ郡では1976年11月24日に起こったマグニチュード7,5の地震で3840人が亡くなり、何千人もの人々が負傷した。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:24326 )