被災地に今必要なものはこれ―最優先は、プロパンガス・ストーブ
2011年10月26日付 Milliyet 紙
首相府は、ヴァン地震に対して集まった募金の総額が、26日夕方の時点で500万トルコリラ(約2億2800万円)に達したと発表した。
首相府は地震後の援助を考えている人たちに向け、緊急必要物資のリストを公開した。これによると、「冬用のテント、コンテナ、寝袋、保存食、プロパンガス・ストーブ、清掃道具、移動式トイレ」が緊急に必要とされている物資である。
■携帯電話の3回線いずれかから1865宛にメールを送信すると、5トルコリラ(約218円)の募金に
首相府災害緊急事態対策局(AFAD)は、夕方の会見で次のように発表した。
「慈悲深い国民のみなさんの意向を受け、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相の指示で始まった『ヴァン地震人道救援キャンペーン』において、2011年10月26日16時までに500万トルコリラ(約2億2800万円)の募金が集まった。また、アヴェア(Avea)、ボーダーフォン(Vodafone)、トゥルクセル(Turkcell)の携帯電話会社3社の回線から1865宛にショートメールを送信すると、5リラ(約218円)の募金が可能。首相府、ヴァン県知事府に対し、各県知事府、機関、市民団体(STK)、そして国民のみなさんから非常に多くの支援の申し出が来ている。ここで集められた支援金・支援物資は、被災地に送られる前にヴァン県知事によって調整され、支援が健全な形で効率的に需要に応えられるよう采配される。支援に際しては、以下のリストに挙げた物資が最優先である。緊急必要物資:冬用のテント、コンテナ、寝袋、保存食、プロパンガス・ストーブ、清掃道具、移動式トイレ」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:萩原絵理香 )
( 記事ID:24358 )