トゥンジェリでPKK掃討軍事作戦
2011年11月01日付 Milliyet 紙

トゥンジェリでPKK(クルディスタン労働者党、非合法組織)メンバーが大規模なテロ活動の準備に取り掛かっているという情報が得られたことを受け、ピュリュミュル郡とナズィミイェ郡郊外で、航空支援作戦が開始された。作戦が実行された地域へは、特殊訓練を受けた特殊部隊員らがヘリコプターによって降ろされた。

テロ組織PKKが軍事行動のためにエルズルムおよびビンギョル地域から数グループをトゥンジェリ郊外に移送したことを情報部門が確認すると、航空支援作戦が開始された。
盗聴捜査の結果得られた情報に基づき、4人のPKKメンバーが活動しているピュリュミュル郡とナズィミイェ郡の郊外で開始された作戦のために、第4特殊旅団所属で、その多くが特殊訓練を受けた兵士が空から作戦地域へ送られた。

作戦はナズィミイェ郡とピュリュミュル郡の間のドクズカヤ、クズルメスチト、アーシェンリイ、アルトゥンヒュセイン地域とこの2つの郡の山岳地帯により一層集中しているが、トゥンジェリ郡とピュリュミュル郡の間に位置するピュリュミュル渓谷でも集中的に実行されていると分かった。この作戦の一環で、コブラヘリコプターもテロリストたちがいるであろう場所を爆撃した。

トゥンジェリ郊外で開始された航空支援作戦が続けられる一方で、都市中心部でも厳重な治安対策がとられた。PKKメンバー間で行う暗号による無線通信の解読により、PKKが冬を前に大規模なテロ活動をするという情報が得られ、それに基づき対策が強化された。情報によると、カンディルとザプの(PKK)キャンプにいるPKK組織幹部が、トゥンジェリのPKK責任者に対し無線暗号で、彼らが今年、大きな事件をひきおこしていないことを批判をしたという。そして、冬がくる前に大きな事件をおこすよう指示したとの情報が得られている。

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( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:24423 )