日本のNPO、被災地ヴァンでバイラムのお裾分け
2011年11月06日付 Radikal 紙


ヴァン市と地震で大きな被害をうけたエルジシュ郡、およびその周辺の村で10日わたって活動を続けているJapon Association for Aid and Relief (AAR)という名の支援組織で働くユメカ・オオタさん、ミユキ・コンナイさん、アツシ・ミヤザキさんは、ヴァン在住の地震被災者の支援を行っている。町で買った犠牲祭用の動物を、屠殺所で屠ってもらった日本人支援チームは、ビニール袋にいれた肉を、アクキョプリュ地区の家やテントでくらす被災者に配った。人々の家を訪ね、テントに招かれた日本人チームは、被災者と談笑し、犠牲祭を祝った。

地震被災者へもってきた肉を配った日本人たちに対し、特に女性や子供たちが興味を示していた。家をノックする日本人チームの姿をみて驚きをかくせなかった人々は、犠牲祭のお祝いにあたり自分たちのことを忘れなかった日本人たちに感謝の言葉を伝えた。グループのリーダーを務めるユメカ・オオタさんは、AA通信社の記者の質問に答え、3月に日本でおきた津波の被害の際にはトルコから大きな支援をもらったこと、ヴァンでの地震をきき3人のチームで町にきて支援活動をはじめた、と話した。オオタさんは、10日来支援活動をしているヴァンで人々と苦しみを分かち合ったと述べ、「犠牲祭にちなみ、こういう活動を企画して、被災者の人たちに肉やお菓子を配っています」と続けた。ミユキ・コンナイさんも、大きな悲劇に直面しているヴァンの人々の悲しみを共有するためにヴァンにきた、と述べた。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:24469 )